クラッチワイヤーの交換


用意する武器基A8MM/7MM・基E+・基C・特A

基本的には、スモール・ボディーと同じ方法で作業をする。

今回は、エンジン側でワイが切れた設定で説明する。
もし、レバー側で切れていたら、切れたワイヤーを抜き取る方向を逆に行なえばOK。

当然だが、アウター・ホースは抜かない事。

赤丸印のレバーを止めているボルト・ナットを基A8MM基E+を使って外す。 エンジン側でワイヤーが切れているので、レバーごと引き抜く。
レバー上下にワッシャーがついているので、無くさない様に注意。
その際、切れた部分がほつれていたら、基Cを使ってほつれた部分を切り、アウター・ホース内で引っかからない様にする。

レバーを止めている部品構成。

上からボルト・タイコ・スプリングワッシャー・ワッシャー・レバー・ワッシャー・ナット

レバーを取り除くと、このように見える。
右の黒い出っ張りがセルの安全装置・左がクラッチのアウター・ホースである。

アウター・ホース内にグリス・アップしながら、新しいワイヤーを入れて行く。
当たり前だが、
赤矢印方向だ。

新品のワイヤーは、先の部分がハンダで固めてあるので、約2CM位基Cを使って切る。ハンダされてる部分が約1CM位残るので、アウターが曲がっている所でも、つっかえずに通るはずだ。

ワイヤーにタイコを付けて、それをレバーに通す。
上下にワッシャーを乗せて、レバー止めボルト・ナットで固定する。

外した時と同じ要領の逆を行なえばよい訳だ。

レバーは、少しカタカタと遊びを作って固定しないと、レバーが重くなり、戻りが悪くなるので注意。

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ワイヤーをクラッチのレバーに通す。
丸く穴が開いているので分かると思う。

通したら、ワイヤー止めをワイヤーに通し、特Aを使用して、ワイヤーを張る。
ワイヤー止めを基8MM/7MMを使用して、軽く固定する。

ギヤーをニュートラの位置にして、レバーを握り、キックを踏みながら、ゆっくりレバーを放して行く。

握ったレバーが半分の位置に来た時、クラッチがつながるように調整する。
調整は、前でやったように特Aを使用して行なう。
調整が終わったら、基7MM/8MMを使用して、ワイヤー止めを増し締めする。

最初からワイヤー止めをきつく締めると、再調整の際、ワイヤーにクセがついてしまうので、ホドホドに締める事。

最後に、基Cを使用して、余分なワイヤーを切る。